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認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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まだら認知症とは

原因や症状は?
まだら認知症は
どんな病気か

「できる時もあれば、できない時もある」「ある行動はできるが、ある行動はできない」など、認知症の症状と健常な状態が混在している症状のことを、まだら認知症と言います。

まだら認知症の具体的な例

物忘れがひどい一方で、理解力は正常

朝食を食べたかどうかを忘れてしまっている一方で、日常的な会話における理解力は正常なまま、ということがあります。

調子の良い時間と調子の悪い時間がある

起床後、着替えや会話がままならない状態だったにも関わらず、昼を過ぎると着替えも会話もでき、理解力も回復する、ということがあります。

まだら認知症になる原因

まだら認知症の原因には、いくつかの種類があります。ただし、多くの場合は、脳血管障害を原因として発症すると言われています。

脳血管障害

脳梗塞や脳出血などを原因に、一部の脳細胞が死滅した場合、まだら認知症を発症することがあります。死滅した細胞の働きが失われることに対し、死滅していない細胞はほぼ正常な働きを保つためです。 たとえば、記憶に関わる細胞が死滅した一方で、理解力に関わる細胞が正常である場合、「物忘れがひどいのに、会話は正常」という現象が起こります。

なお、脳梗塞等とは異なり、単純に脳の血流が低下した際にも、まだら認知症が起こる場合があります。「朝はできなかったのに、昼過ぎにできるようになった」という症状は、血流悪化を原因としたまだら認知症の可能性が高いでしょう。

その他の原因

自律神経の乱れや身体的な不調を原因とし、まだら認知症を発症することもあります。

症状は、硬膜とくも膜の間に血液がたまり、脳を圧迫し、認知症の症状を引き起こすものです。処置は、手術により、血腫を取り除くことをします。

引用(一部改編):監修:東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門 特任教授 朝田 隆(2016)「ウルトラ図解認知症 予防・治療から介護まで、知っておきたい最新知識」p.43

まだら認知症患者に対する接し方

できることとできないこと、できる時間とできない時間とがあることを、家族や介護者は十分に理解しておいてください。患者本人の怠慢が原因ではないので、決して感情をぶつけたりすることのないようにしましょう。

できない時の接し方

患者が何かをしようとしているのにできない時には、 家族や介護者は、最低限の介助を行うようにしましょう。

できる時の接し方

できない時の印象が強いと、家族は常に患者を介助したくなりますが、介助のやりすぎは、患者の症状を進行させる恐れがあります。近くで患者の安全を見守りつつ、患者自身にやらせるようにしましょう。p>

まだら認知の治療法

原因に応じた治療を受けることで、まだら認知症の症状を緩和させたり、症状の進行を抑えたりすることができます。脳血管障害を原因とするまだら認知症の治療法について見てみましょう。

リハビリ

死滅した脳細胞をよみがえらせることはできませんが、リハビリを続けることにより、正常な細胞が死滅した細胞の代わりに働く機能を持つことがあります。 少しでの認知機能を回復させるため、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などによる適切なリハビリを受けるようにしましょう。

脳血管障害の再発予防薬の服用

脳血管障害は再発しやすい病気です。再発を予防するために、血流を改善させる薬や、血圧をコントロールする薬が処方されることがあります。医師の指示にしたがい、適切に薬を飲むようにしてください。 患者の症状によっては、家族が薬の服用を管理したほうが良い場合もあります。

参照URL

"日本神経学会「血管性認知症」"ttps://www.neurology-jp.org/guidelinem/degl/sinkei_degl_c_2012_07.pdf

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