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認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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レビー小体型認知症

原因や症状は?レビー小体型認知症はどんな病気か

認知症のなかでもレビー小体型認知症は、全体の2割を占めると言われます。また患者の多くは、75~80歳の高齢者です。

ごく初期には、一般的な軽度認知障害も伴いますが、患者数の多いアルツハイマー型認知症とは、明らかに特徴が異なる症状があります。

レビー小体型認知症はどんな症状が出るのか

レビー小体型認知症にはどのような症状が見られるのか、進行レベル別に見ていきましょう。

  • 軽度…幻視や錯覚、物忘れ、誤認妄想、筋肉の強張りなどの運動障害、睡眠中の異常行動、うつ
  • 中度…運動障害の悪化(歩行障害など)、妄想の悪化
  • 重度…寝たきり

幻視は特徴的な症状のひとつで、「虫が部屋にいる」、「知らない人が部屋にいる」などと訴え始めます。
中には幻聴を伴う患者も…。
また睡眠中に大声を出したり暴れたりして、ベッドから落ちてしまうといった異常行動が見られるケースもあります。

レビー小体型認知症は身体の動きに制限が出る「パーキンソン病」と原因を同じくしており、やがては寝たきりとなってしまいます。

レビー小体型認知症になる原因

病名通り「レビー小体」というたんぱく質が溜まることで脳が委縮し、レビー小体型認知症を発症します。
視覚を司る後頭葉という部分に病変が起きるため、幻視が起こりやすいのです。

なおこの認知症に、遺伝的な性質は認められていません。

日常生活においては、パーキンソン症状のため体がこわばって動作が遅くなるなどの症状もあるので、転倒に注意します。

引用:国立長寿医療研究センター 内科総合診療部長 遠藤英俊(2010)「よくわある認知症Q&A 知っておきたい最新医療とやさしい介護のコツ」p.29

レビー小体型認知症の治療法

現在のところ、レビー小体型認知症を根治させる治療法はありません。
病院で診療を受けた際は、幻視などに対しアルツハイマー型認知症と同じ薬が処方され、一定の効果が見られることがあります。
またパーキンソン症状に関しては、パーキンソン病の薬が処方されます。

幻視や睡眠中の異常行動などは、周囲の人を悩ませることとなりますが、否定したり叱りつけたりするのは、厳禁。
訴えをよく聞き、話を合わせてあげる必要があります。

またパーキンソン症状が現れ始めると、転倒なども起こりやすくなりますので、外出の際は付き添ったり、室内をよく整頓してあげるなどの配慮が必要となってきます。

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