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認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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【周辺症状】うつ病

認知症の周辺症状の
うつ病はどんな病気か

大きな社会問題となっているうつ病ですが、若年層だけでなく、高齢者のうつ病にも注意が必要です。
厚生労働省による2011年の調査によると、65歳以上のうつ病患者数は、約28万人。実にうつ病患者全体の、30%近くにまで及びます。また「高齢のうつ病患者は、認知症合併発症の可能性がある」と、医師も警鐘を鳴らしています。

認知症のうつにはどんな症状が出るのか

  • 身体症状
    耳鳴り、しびれ、吐き気、頭痛やめまい、食欲不振など
  • 精神的な症状による行動の変化
    出不精になる、無気力になる、不安や焦燥に駆られるなど

特に厄介なのが身体症状で、患者自身もうつが原因と気づいていないことが、多くあります。
病院でも原因がわからないため、患者はますます不安を深め、精神状態を悪化させてしまいます。

うつ病を併発する原因

認知症を発症することで、発症前にできていたことができなくなり達成感を覚えることが減り、本人のやる気の低下や興味関心が薄まることで、うつ病を併発するケースが多くあります。

例えるなら一般的なうつ病は悲観、認知症周辺症状のうつ病は無関心になります。

またうつ病から認知症へと進行するケースもあります。例えば配偶者を亡くしたり、「子供の家に身を寄せる」などの急激な環境変化を経験することで、うつ病を発症するケースが多くなっています。また肉体の衰えから来る不安や大病によって、うつを発症する可能性もあります。

環境変化による大きなストレス→うつ→認知症と進行してしまう人は、高齢者うつ患者の2~3割にも及ぶと言われています。

高齢者のうつ病の治療法

高齢者うつの治療法は、基本的に若年層うつの治療法と変わりません。以下を参照してください。

  • 精神療法
    うつとはどんな病気かを教え、理解させる。その過程で医師や家族などが患者の訴えに耳を傾け、共感することが重要。
  • 薬物療法
    必要に応じ、うつ薬を処方する。ただし高齢者には副作用が現れやすいため、少量からスタートさせる。

高齢者うつから認知症へと進んでしまうと、患者のQOLは著しく低下してしまいます。
周囲の人は高齢者の様子や生活環境に目を配り、うつのサインを見逃さないようにすることが、大切です。

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