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認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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アルツハイマー型認知症

原因や症状は?
アルツハイマー型認知症は
どんな病気か

高齢者やその家族にとって深刻な問題である、認知症。中でもアルツハイマー型認知症は最も症例数が多く、全体の6~8割を占めると言われます。
また軽度認知障害と認められた人は、年に12~15%の割合で、アルツハイマー型認知症に移行するとも言われています。

アルツハイマー型認知症は老化現象のひとつですが、脳神経の病気でもあります。

脳の中に「ベータアミロイド」と呼ばれるタンパク質が溜まり出すと、脳の神経細胞に変化が起き、壊れやすくなります。やがて脳の働きが低下し、特に記憶を司る部位を中心に、脳の萎縮が進行してしまうのです。

年を取るほど発症しやすくなるのは確かですが、40~60代前半までの若年層にも患者はいます。

症状としては、初期から記憶・記銘障害(もの忘れ)が目立ち、外界に対する注意力が低下します。多幸や抑うつ、妄想やサクラン、徘徊などもみられます。また、人格も早期に障害されます。逆に、四股のしびれ、歩けなくなるなどの症状は末期になるまで現れません。

引用:国立長寿医療研究センター内科 総合診療部長 遠藤英俊(2010)「よくわある認知症Q&A 知っておきたい最新医療とやさしい介護のコツ」p.25

アルツハイマー型認知症は
どんな症状が出るのか

アルツハイマー型認知症にはどのような症状が見られるのか、進行レベル別に見ていきましょう。

  • 軽度…家族や知人の名前を忘れる、大事なものを置き忘れ失くす、整理整頓ができなくなる、仕事や家事の処理能力が低下する。
  • 中度…直近の出来事が思い出せない、過去の出来事や生い立ちなどが思い出せない、社交性の著しい低下。
  • 重度…着衣が充分にできない、尿や便の失禁がある、徘徊、睡眠サイクルの乱れ、妄想や幻覚に悩まされる。

症状が非常に重度になると、生活全般において、日常介護が必要となります。

アルツハイマー型認知症になる原因

アルツハイマー型認知症の原因はまだはっきりと解明されていませんが、遺伝的な性質は強く、家族にアルツハイマー型認知症患者がいた人は、発生率が高いことが分かっています。

外的な要因としては、頭部に1回以上大きな外傷を負ったことがある人や、スポーツなどで頻繁に頭を打っている人の発生率が高いようです。
また高血圧や糖尿病などの生活習慣病が進み、心疾患や脳疾患を発症した人は、アルツハイマー型認知症の発症率も高まります。

さらに日常的に強いストレスに曝されていると、脳にベータアミロイドタンパク質が溜まりやすくなるので、注意が必要です。

アルツハイマー型認知症の治療法

アルツハイマー型認知症の症状が認められ、病院を受診した場合、抗認知症薬が処方されます。
近年は複数の薬が登場しており、症状の進行を遅らせる効果があると認められているため、保険適用も可能となっています。

また書き取りや簡単な計算、そして音読などを通じ、脳機能の低下を防ぐリハビリテーションも併用されることになるので、家族の協力も必要です。

アルツハイマー型認知症が進行してしまうと、完治は難しくなります。
軽度認知障害が見られた時点で予防を開始することが大切。家族も充分な支援体制を整えましょう。

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