認知症の改善・予防を目指すご家族を支えるサイト

認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

家族が「軽度認知障害」と診断されたら進行を食い止めたい人のためのMCIナビ » 進行を食い止める 軽度認知障害を改善・予防をしていく方法 » 運動

運動

国立長寿医療研究センターの調査によると、正しい対策をしたことで46%の軽度認知障害の方が正常に戻り、14%の方は認知症に進んだというデータがでています。(※約740人の軽度認知障害(MCI)を抱える方を対象に4年間調査したものよる)

つまり軽度認知障害(MCI)は適切な対策をとることで、改善する可能性がグンとあがります。軽度認知障害のうちに対策をして、認知症に進ませないようにしましょう。

そんな試みのひとつとしておすすめなのが、運動療法。適度な運動は心身の健康維持に貢献するほか、質の良い睡眠やうつの予防にも役立ちます。

対策は1つだけでなく、脳への刺激を与えることが重要なので複数の対策を行っていくことが必要です。トレーニングだけでなく、食事面も見直していきましょう!

認知機能の改善効果が
実証された成分
「プラズマローゲン」とは?

コグニサイズ
~注目の運動療法~

国立長寿医療センターが開発した「コグニサイズ」。軽度認知障害向けの運動療法として注目を浴びており、高齢者約300人に対し週1回90分実践を10ヶ月継続させた結果、一定の効果を上げています。

適度な運動は身体の健康状態を整え、頭の働きを活性化させてくれます。認知と運動を掛け合わせたコグニサイズは、脳と身体を連動させる運動療法で、正しい対策をしたうえでコグニサイズを実践することで軽度認知障害が改善したという結果を得られています。

そんなコグニサイズの具体的なやり方や、事前に確認しておきたいポイントをご紹介。コグニサイズで脳を活性化させ、認知機能を改善していきましょう。

レジスタンス運動
~身近な運動療法~

日常生活ではなかなか聞きなれない言葉かも知れませんが、「レジスタンス運動」とはとても身近な運動。筋肉に負荷をかけて一定の動作を繰り返す運動のことで、すなわち腕立て伏せやスクワットなど、同じ動作を繰り返して筋力アップを目指すトレーニングを指します。

レジスタンス運動を取り入れた結果、認知機能が改善したという研究結果もあります。

またレジスタンス運動を取り入れる場合、トレーニング時に加える負荷の強さによって、筋力アップが違ってきます。そのため負荷のバランスを知っておくことはとても大切。負荷の強度とメニューの反復回数を知って、より効果的にレジスタンス運動を取り入れていきましょう。

有酸素運動
~酸素で活性化させる運動療法~

有酸素運動は酸素を体内に取り入れる循環ができ、血液中の酸素の濃度を高く保つ働きがあります。脳に酸素が行き届くことで、脳の働きが活性化し、有酸素運動は軽度認知障害の方に改善効果があるのではと言われています。

一般的に有酸素運動はジョギング水泳が上げられますが、太極拳ヨガも体への負担が小さい有酸素運動です。そこで認知機能の改善効果が出た有酸素運動をご紹介。認知機能とどのような関わりがあるのか、研究結果から読み解いています。

自宅でも簡単にできる、体への負担が小さいトレーニングもご紹介。有酸素運動を取り入れて、認知機能の向上・維持をしていきましょう。

認知症への進行を防ぐ!
ゴルフに認知機能の効果あり?

一見すると関連性のないように思えるゴルフと認知症の関係ですが、継続的にゴルフを楽しむことで認知機能が改善するという調査結果が明らかになりました。

研究内容

ゴルフイメージ認知症や軽度認知障害、または認知症の疑いのあるかたを含む65歳以上の方を対象に、2つのグループに分けました。このうち片方のグループは、週に1度ゴルフの練習を定例的に行います。もう一方のグループはゴルフをしないグループに分類しました。

実施期間は6ヶ月間と十分に期間を設けて行ない、研究の前後で認知機能検査・生活機能検査・血液検査などから検証結果を求めます。

より細かな結果を得るために、健康上問題のある高齢者は調査対象から外し、一人ひとりの体質と相対的に結果を算出しました。

結果
ゴルフをした人の認知機能が向上

半年間の期間を経て被験者の健康状態を調査したところ、ゴルフをプレーしていた方は、ゴルフをしていない被験者に比べて、認知機能が向上していることが分かりました。物事を端的に覚える短期記憶能力が6.8%上昇し、物事の順序やニュースなどの一連の流れを覚えることができる倫理的記憶能力が11.2%向上。

またこの調査では、健康教室を受けた人は変化がないことがわかりました。[注1]

まとめ
色んな動作・活動をすることが大切

ゴルフ_イメージ認知症予防の対策として脳に酸素を運ぶための有酸素運動と、積極的に脳を使う認知課題を同時に行う複合的な活動(デュアルタスク運動)がとても大切だといえます。

ゴルフはホール上を歩きながらスコアを計算したり、一緒にプレーしているかたとの会話も楽しみの1つです。年配の方でも無理せずプレーでき、継続的なコミュニケーションの確立も認知症予防に大きく起因しているでしょう。

このように運動による身体の改善だけでなく、周囲との関わりにも紐づけることができる複合的な活動を取り入れていくと良いですね。

研究を行ったウィズ・エイジングゴルフ協議会について

ゴルフと認知症の関連性に紐づける研究を行なったウィズ・エイジングゴルフ協議会は、国立長寿医療研究センターや東京大学、杏林大学と共同で認知症予防におけるゴルフの効果を研究しています。

団体の会員にはプロゴルファーやアドバイザーが在籍しており、今回の調査内容の中でも、研究調査を行う場合のティーチングも実施。運動だけでなく化学的な検知からも、ゴルフが持つ効果を検証しています。

参照

  1. 長寿医療研究開発費平成28年度総括研究報告.(2018-0718参照),http://www.ncgg.go.jp/ncgg-kenkyu/documents/28/28xx-29.pdf, (参照 2018-04-11).

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