認知症の改善・予防を目指すご家族を支えるサイト

認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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薬物療法

軽度認知障害(MCI)に薬物療法は
適用されるのか

認知症の前段階である、軽度認知障害。「最近、物忘れがひどい…」という理由から本人が進んで、あるいは周囲からすすめられ病院を受診した結果、判明します。

注意したいのは、認知症が病気であるのに対し、軽度認知障害はまだ病気ではないということ。

国立長寿医療研究センターの調査によると、正しい対策をしたことで46%の軽度認知障害の方が正常に戻り、14%の方は認知症に進んだというデータがでています。(※約740人の軽度認知障害(MCI)を抱える方を対象に4年間調査したものよる)

気を落としたりせず、地道な努力を続けることが大切なのです。

しかしこの「病気でない」という事実には「問題の抜本的な解決に繋がらない」という側面もあります。認知力の低下が見られていることは確かなのに、具体的な医療が何も提案されないのです。軽度認知障害が認知症へ進行した時点で、ようやく薬物が保険適用される…、これが認知症治療の現状です。

薬物療法には一定の効果が認められますが、副作用をもたらすこともあります。現在のところ軽度認知障害と診断された場合、薬に頼らず、認知症への進行を食い止めるよりほかありません。

軽度認知障害を改善するには、脳に刺激を与えて認知機能を向上・維持させることが大切です。そのためには複数の対策をとって、脳に刺激を与えましょう。

例えば食生活の見直しとトレーニング。食事では認知機能を高める成分を摂り入れ、脳を刺激するトレーニングをすることで、認知症への進行を食い止められます。このサイトでは認知機能を改善する成分や改善方法を紹介しているので、ぜひ試してみてくださいね。

認知機能が改善
効果が実証された
プラズマローゲン
とは?

アリセプトと
軽度認知障害(MCI)の関係性

日本が生んだ抗認知症薬の定番。世界中の医療現場で採用されています。2005年に行われた治療で軽度認知障害(MCI)への有効性が確認されています。医師によっては軽度認知障害の方にも処方されることがあるので、もし処方された場合、どのような薬でどんな副作用があるのかを確認しておきましょう。

アリセプトの副作用

頻尿や失禁、神経の昂ぶりで怒りやすくなったり、不眠症状、徘徊をする…といった副作用が出る恐れがあります。副作用に苦しめられないために、通常の容量より少ない3mgの服用からはじめられるのが一般的です。

アリセプトを
服用している方の口コミ

アリセプトのジェネリック

2011年に日本で特許が切れ、ジェネリック薬品が販売されるようになりました。アリセプトのジェネリックは価格が半額~6割程度低くなるため、自己負担が軽くなります。

効果に違いがありませんが、薬の味や溶け方は、製薬会社によって変わります。例えば苦味が残らないように、錠剤を甘味剤で覆ってマスキングし、苦味をわかりにくくしています。

シロスタゾールと
軽度認知障害(MCI)の関係性

脳梗塞の再発予防薬として高い知名度を誇っているのですが、近年は認知症の治療薬としての有用性が研究されています。軽度認知障害を持つ人を対象にした治験が医療機関で行われている最中ですので、注目です。

シロスタゾールの副作用

血小板の働きを抑えるため、人によっては歯茎から出血したり、血尿が生じることがあります。そのほか頭痛、動機やほてりといった副作用が見られます。

ただし認知機能改善のために用いる場合は、脳梗塞の再予防で処方される半分の量になるため、副作用の発現率も低下するのではと考えられています。

シロスタゾールを
服用している方の口コミ

90歳の祖父にシロスタゾールを飲んで貰っています。服用後2週間が経っていますが、本人から特に身体の不調や不快感があると言われたことはありません。

シロスタゾールの
認知機能に対する効果

洲本伊月病院の研究で、シロスタゾールの服用で認知症への進行を遅らせることがわかりました。いったいどれくらいの効果があったのでしょうか。

エーザイ株式会社の研究

症状の悪化抑制を確認できた初めての試験

エーザイ株式会社は、バイオジュン・インクと共同開発したBACE阻害剤Elenbecestatを使って研究を行いました。202試験を採用しています。軽度~中度の認知症と診断された高齢者70名を対象に実施。18ヶ月間 BACE阻害剤Elenbecestatを毎日(5mg、15mg、50mg)摂取するグループと、プラセボを摂取するグループの計4つに分かれて臨床検査を行いました。5mg、15mgの半数以上の方は、投与期間中に50 mg摂取に移行し、3ヶ月間投与されました。効果や安全性、副作用の有無についても確認しています。[注1]

研究結果

脳内Aβの数に明確な変化が現れました

BACE阻害剤Elenbecestatを50mg摂取していたグループは、プラセボのみを摂取したグループと比べて明らかに脳内Aβの増加が抑制されていました。

BACE阻害剤Elenbecestatを摂取したグループの脳内Aβの抑制が見られ、プラセボ群のみを摂取したグループは、改善の傾向が見られなかったそうです。ただ、50mg摂取したグループの一部は、頭痛や下痢、上気道感染、皮膚炎を発症された方もいます。上記以外は、肝毒性につながる目立った副作用はありませんでした。

この実験はBACE阻害剤Elenbecestatが、認知症の原因となる脳内Aβの抑制に直接アプローチすることが分かった初めての実験になります。この実験結果をもとに、エーザイ株式会社とバイオジュン・インクは共同で研究を行っていくとのこと。製品化につなげて社会貢献できるように取り組んでいくそうです。

用語の解説

この研究を行ったエーザイ株式会社について

医療業界の発展に注力

エーザイ株式会社は、さまざまな病気の研究や医薬品の開発を行っている会社です。認知症に悩んでいる患者や家族を支える活動を行っています。イギリスでは認知症患者の治療・介護に関するガイドラインを提示。人口増加に伴って認知症患者が増えているインドでは、出張検診を行ったり外来施設を設立したりといった活動をしています。日本でも若年層向けに、認知症を知るための教材を販売。教材やイベントを通し、今後高齢化する社会において、認知症の理解を深める活動を行っています。日本にとどまらず世界各国の医療技術や業界全体の活性化を担っている会社です。

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