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40代の軽度認知障害、認知症への移行率や対処法について

まだまだ元気で頭もしっかりしていると、誰もが信じて疑わない40代。ところがこの年代においても、軽度認知障害になる人が増えてきています。40代の軽度認知障害はどのようなものなのか、その原因や対処法などを紹介します。

40代の軽度認知障害はどんな病気なのか

軽度認知障害は認知症になる前の段階で、物忘れが目立つようになる・物事の段取りが悪くなる・元気や意欲などがなくなる、などの認知症のような症状が出始めます。高齢者独特の症状であると思われがちですが、近年では40代などの中年期でも軽度認知障害になる人が増えてきています。

何が原因となって発症するのか

認知症の多くはアルツハイマー型で、それに次いで脳血管性認知症になる人が多くなっています。多くの場合は高齢期になってから発症し、たいていの人が軽度認知障害の段階を経ています。

40代などの中年期で軽度認知障害が発見される場合、ライフスタイルや罹っている疾患などに何らかの原因が見られます。

例えば、ストレス過多の場合です。ある研究によると、うつ病を発症した人は、アルツハイマー型認知症のリスクが1.65倍、血管性認知症のリスクは2.52倍になります。また、ストレスを感じることによって「コルチゾール」というホルモンが分泌されますが、これが長期にわたって作用すると、脳を委縮させてしまう原因になります。

また、糖尿病や高血圧症などの生活習慣病も、認知症のリスクを上げる要因です。40代以降はストレスを抱える機会が増えることも多く、また生活習慣病になる人も増えてくる年代のため、軽度認知障害のリスクも上がってきます。

食べすぎや飲みすぎ、偏った食生活、運動不足、喫煙習慣など、生活習慣の乱れによって引き起こされる「生活習慣病」。高血圧や糖尿病、脂質異常症、肥満などがその代表ですが、認知症の発症や進行には、これらの生活習慣病も深くかかわっています。つまり生活習慣病を管理することが、認知症の予防につながるということです。

引用:「ウルトラ図解 認知症 予防・治療から介護まで、知っておきたい最新知識」p.64
監修:国立大学法人 東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門 特任教授 朝田隆

40代の軽度認知障害からはじまる認知症について

混同されがちですが、軽度認知障害はまだ認知症ではありません。軽度認知障害から症状が進み、軽度認知症になってから「認知症」と呼ばれる症状になります。軽度認知症は、さらに中度認知症、重度認知症と段階が進んでいきます。

軽度認知障害は軽度認知症の前段階ではありますが、それから必ず認知症になるという訳ではありません。しかし、軽度認知障害になった場合、1年で10%、5年で40%の人が認知症に移行してしまいます。なお、軽度認知障害から健常者レベルまで回復する確率は、14~44%です。

多くの場合、軽度から中度の認知症で受診などにかかり、発覚します。そのため、周りが何かおかしいと感じるときには、すでに認知症を患っていることが多いです。40代という若い世代ならばなおさら、自分が軽度認知障害または軽度認知症だと疑うことは少ないことでしょう。

軽度認知障害の段階であれば、まだ回復する可能性はあります。単なる「うっかり」や「ど忘れ」の域を越えていると感じたら、軽度認知障害の可能性も疑ってみましょう。家族や周囲の人はもちろん、自分でも定期的にチェックしておくことで、早期発見につながります。

40代の軽度認知障害の原因別対処法

ストレス

趣味を作る、体を動かすなどして適度なストレス発散をおこない、あまりストレスを感じない生活スタイルを意識することが大切です。

生活習慣病

運動の習慣をつける、食生活に気を付ける、煙草やお酒の習慣をやめるなど、全体的なライフスタイルの見直しが必要です。適度な運動はストレスの発散にもつながります。

軽度認知障害とプラズマローゲンの関係について

認知症は、薬物療法やリハビリなどの非薬物療法によって治療をおこなう病気です。「まだ認知症だという訳ではないけれど、将来のために予防をしていきたい」という人は、サプリメントを摂取していることもよくあります。

認知症のサプリメントで以前から有名なものは、イチョウ葉由来や青魚由来(DHA)のものなどが挙げられます。これらは脳の働きや物忘れに効くとされていましたが、サプリメントには認知症自体を改善させるという効果はありませんでした。

しかし、最近認知症への効果が期待できるとされるサプリメントが登場。そのサプリメントで摂取できる物質の名前は、「プロズマローゲン」です。

プラズマローゲンとは、リン脂質の一種で、私たち人間をはじめとした動物の体内に、もとから存在する物質です。私たちが活動したり、思考して頭を動かしたりすると、神経細胞などの細胞が酸化していきます。細胞の酸化というのは、分かりやすく言うと老化という現象です。プラズマローゲンには、神経細胞の酸化(老化)を抑制する、抗酸化作用という働きがあります。

プラズマローゲンは、加齢などの理由によって減少していきます。また、とある研究結果にて、アルツハイマー型認知症患者の脳は健常者の脳よりも30%プラズマローゲンが少ないということが分かっています。つまり健康な脳は、高齢者や認知症患者の脳と比べてプラズマローゲンが多いのです。

このプラズマローゲンを補う目的で飲まれているのが、プラズマローゲンを経口摂取できるサプリメントです。プラズマローゲンを経口摂取したうえで認知機能テストをおこなったところ、認知機能に改善効果が認められることが分かっています。

また、プラズマローゲンは加齢だけではなく、脳へのストレスが理由でも減少していきます。失った分を補うことにより、脳疲労を軽減させるという効果が期待されています。

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