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20代の軽度認知障害、若年性認知症・健忘症について

多くの方が、「認知症は高齢者の症状」というイメージを持っていることかと思います。しかし近年では、20代の若者に認知症の症状が見られることが注目されています。最近物忘れが多いなぁと感じたら、どうすればいいのでしょうか。ここでは、若い世代の認知症症状や、その原因、軽減する方法など、若年性認知症・若年性健忘症について紹介します。

若年性健忘症(若年性認知症)はどんな病気か

高齢者が患うことの多い認知症は、脳に障害・病変が応じている「脳に起こっている何らかの病気」です。いっぽう、若い世代に見られる記憶障害などの症状は「若年性健忘症」と呼ばれ、正式に病名は定められていません。

若年性健忘症の症状の特徴は、高齢者のかかる認知症とよく似ていて、「物の名前が覚えられない/忘れてしまう」、「日付や曜日感覚がなくなる」、「会話に支障をきたす」などが挙げられます。しかし、脳に明らかな病変がある認知症とは異なり、若年性健忘症は脳波やMRIの検査をしても異常が認められないというところが特徴です。

若年性健忘症の症状の現れ方として、数分から数日程度前までの「近時記憶」に障害が起こるケースがよく見られます。ついさっき聞いたはずのことが思い出せない、単なるうっかり忘れの域を越えてしまっている状態に陥ってしまい、日常生活に支障をきたしてしまうこともあります。

健忘症は、精神医学的には次のような分類に分かれます。

心因性健忘

脳に気質的な異常はなく、ストレスなどが原因で起こる

外傷性健忘

頭部への外傷がきっかけとして起こる

薬剤性健忘

アルコールや、薬剤の使用によって起こる

症候性健忘

脳血管の障害など、身体疾患の症状として起こる

その他には、認知症による健忘が挙げられます。若年性健忘症は、精神医学的には心因性健忘に属するとされていることが多いです。

症状は、ちょっとしたもの忘れから始まり、初期には頭痛やめまい、不眠、不安感、自発性や意欲の低下、抑うつなどがみられます。進行すると、仕事や家事のミスが増え、作業や処理のスピードも低下してきます。会議の時間や取引先の名前などを忘れるなそ、仕事を続けるのが困難になってきます。

引用:「ウルトラ図解 認知症 予防・治療から介護まで、知っておきたい最新知識」p.44
監修:国立大学法人 東京医科歯科大学脳統合機能研究センター認知症研究部門 特任教授 朝田隆

スマホが認知症の原因になること

20代の若い世代に起こる若年性健忘症は、ストレスなどの原因で起こる心因性のものが多いとされています。そのストレス源として挙げられているのは、近年のIT化です。

現在、ほぼすべての若年層が、スマホや携帯電話、パソコンやタブレットなど、何らかの端末を所持していると言われています。特にスマホの普及率は高く、一日のうちにスマホを操作している時間がかなり長いという人も多いのではないでしょうか。

スマホはとても便利なツールで、いちいち自分の手で文字を書かなくても記録ができて、わからない漢字や英単語などがあってもすぐに調べることができます。しかし、そういった便利さが、「自分で記憶する」、「自分で思い出す」という機能を働かせなくしているという半面もあります。

そうすることにより、物覚えが悪くなったり、記憶違いによるイージーミスをしてしまったりなど、日常生活に支障が出てきます。これが、近年問題になってきている「スマホ認知症」の状態です。

こういったスマホ認知症を防ぐためにも、意識してスマホを操作する時間を減らしたり、記憶をなるべく自分で保持してスマホ頼みにしないようにしたりなど、脳を休めたり自分で働かせたりするようにしましょう。

また、スマホの操作は、無意識のうちに脳に複数の仕事をすることを強いています。例えば、SNSをしながらアプリゲームをする、などの行為です。こういったマルチタスクをすることにより脳にストレスがたまりやすくなると言われています。特に、眠る前はスマホをだらだらいじってしまいがちです。眠る前にはなるべくスマホを見ずに、質のいい睡眠を取ってリラックスすることが大切です。

軽度認知障害とプラズマローゲンの関係について

認知症は薬物療法や非薬物療法(リハビリテーションなど)による治療が一般的です。治療を受ける前の段階として、認知症予防にサプリメントを摂取しているという人も多いです。

認知症のサプリメントでは、イチョウ葉由来のものや、青魚由来のもの(DHA)などが有名でした。脳の働きや物忘れに聞くと言われていましたが、認知症を改善させる効果まではないとされています。

しかし近年では、プラズマローゲンという物質を摂取できるサプリメントが、認知症への効果が期待できるとして注目を浴びています。

プラズマローゲンとは、本来私たち人間をはじめとした動物の体内にもとからある物質で、リン脂質の一種です。活動したり思考したりすることによって、細胞に酸化という名の老化が起こります。プラズマローゲンは、神経細胞の酸化を抑制する抗酸化作用があり、脳神経の細胞や心筋などに多く含まれています。このプラズマローゲンを経口摂取し、認知機能テストをおこなったところ、認知機能の改善効果が認められたという結果が出ました。

プラズマローゲンは加齢により減少しますが、他にも生活習慣やストレスなどが原因となり減少することもあります。また、アルツハイマー病の患者は、健常者と比べてプラズマローゲンが30%少ないという報告もなされています。

減ってしまったプラズマローゲンを補充することにより、認知症のリスクを軽減したり、脳疲労を解消させたりする効果が期待されています。プラズマローゲンは、脳へのストレスが多い現代人にとってぴったりなサプリメントです。

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