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認知症の進行を食い止めるために

認知症や、その前段階の症状を食い止めるための情報をご紹介。認知症の診断・治療におすすめの病院や、認知機能改善に役立つ情報をまとめています。

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bpsdの治療法

「行動・心理症状(BPSD)」の原因は認知症です。よってBPSDを根本的に改善させるためには、認知症自体を根本的に改善させなければなりません。しかしながら認知症の根本的な治癒を目指すことは、多くの場合、困難を伴います。よってBPSDが見られた場合には、各症状に応じ、症状の程度を軽減させるための適切な処置が行われます。患者によっては非常に高い効果をもたらすことがあるため、患者のBPSDに悩まれている介護者・ご家族の方は、速やかに主治医に相談したほうが良いでしょう。

治療法①メマリー

薬の効果

脳細胞への過剰なカルシウムイオンの流入を抑えることで、記憶障害や学習障害の進行を抑制する効果があります。多くの場合、中等度、および高度のアルツハイマー型認知症の患者に処方されます。

薬の飲み方

1日1回1錠(5mg)からスタートし、1週間ごとに1錠を追加していきます。4週目から1日1回20mgの服用とします。

注意点

服用初期においては、副作用としてめまいが現れることがあるので注意してください。また、服用初期を過ぎても副作用として眠気やめまいが起こることがあるため、自動車や機械などの運転をさせないよう、介護者は管理してください。

治療法②抑肝散

薬の効果

神経症や小児夜泣き、認知症における神経の高ぶりなどを抑える効果のある漢方薬です。メマリーを使うほど症状が重度ではない場合や、メマリーよりも効果を抑えた薬にしたい場合、医師の判断により抑肝散が処方されることがあります。

薬の飲み方

1日7.5gを、2~3回に分けて服用します。症状の程度、年齢、体重等によって服用量が異なることがあるため、医師の指示を忠実に守りましょう。

注意点

飲み忘れた場合、1度に2回分の量を飲むことは避けてください。また、副作用として発疹、食欲不振、悪心、下痢、毛向け、息切れ、呼吸障害、動悸、だるさ、眠気などが現れることがあります。副作用が強いと判断した場合には、速やかに医師に相談するようにしましょう。

治療法③抗精神病薬

薬の効果

中枢神経に働くドーパミンやセロトニンの作用を調節することで、不安・緊張・無気力などの症状を改善させます。一般に、統合失調症や小児期の自閉スペクトラムなどの症状に対して処方されます。 なお、本来は認知症治療薬ではないため、認知症の改善を目的に処方される場合には保険適用外となります。

薬の飲み方

ごく少量(0.5~1錠程度)を服用します。

注意点

副作用として眠気や注意力の低下などが起こることがあるため、患者が自動車や機械の操作を行わないよう、介護者はしっかりと管理してください。また、急な発熱や強度の筋肉のこわばり、呼吸障害等を生じた場合には服用を中止し、速やかに医師の診察を受けてください。

参考資料

"認知症専門医師・長谷川嘉哉医学博士「家族を困らせる認知症の周辺症状(BPSD)を専門医が解説!」"http://yoshiya-hasegawa.com/blog/dementia-discrimination/what-is-bpsd-in-dementia/

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