軽度認知障害(MCI)の改善を目指すご家族を支えるサイト
家族が軽度認知障害(MCI)と診断されたら
「MCIナビ」は、軽度認知障害(MCI)と診断されたご本人やご家族に向けて軽度認知障害の説明や、改善方法の提案をしているサイトです。「MCIナビ」と一緒にご家族のケアをしていきましょう。
対策・改善方法を調べつくしました
軽度認知障害(MCI)とは、認知症より1つ前の段階のことを言います。健常者と認知症患者の中間にある症状で、日常生活には支障がない状態のことです。
軽度認知障害(MCI)は、食事や運動をはじめとした脳を活発化させる適切な対策をとることで改善し、健常な状態に戻すことができます。
当サイト「MCIナビ」では、日常生活に取り入れやすい対策や、軽度認知障害の改善に効果があると認められた成分をご紹介しています。これからのご家族のために、ぜひ読んでみて下さい。
上の図は、国立長寿医療研究センターが愛知県大府市の軽度認知障害(MCI)の約740人を対象に4年間追跡調査したものです。それによると「軽度認知障害(MCI)のうち14%が認知症に進んだ一方、46%は正常に戻った」という驚きの結果が!
この調査をした同センターの島田裕之・予防老年学研究部長によると、市が高齢者向けに認知症予防のための運動教室を開催するなど、熱心に認知症リスクを下げる対策をとったことが影響した可能性があると説明しています。[注1]
早めの対策をするかしないかで、1年~5年後のご家族の未来が変わります。では実際にどんな対策をしていけば良いのか、チェックしていきましょう。
軽度認知障害の対策は食事や運動、脳トレとさまざま。脳にさまざまな面から刺激を与えることが重要なので、対策をする時にはどれか1つだけ行なうのではなく「バランスの良い食事と適度な運動をする」、「脳の健康に良いメニューを取り入れた食事と本人が楽しめる脳トレ」という風に、複数の対策をとっていきましょう。
普段の食生活で気をつけるべきポイント、避けたい食物、軽度認知障害の方が積極的に摂るべき成分をまとめています。おすすめのレシピメニューもご紹介。
軽度認知障害の方がムリなく楽しく続けられる運動療法「コグニサイズ」をくわしくご紹介します。効果ややり方などをぜひご覧になってください。
脳に刺激を与え、働きを活発化させるトレーニング「回想法」のやり方と、実践する際のポイントをまとめています。ご家族で楽しくトレーニングをしていきましょう。
パズルや計算、読み書きなど脳トレと言っても種類はさまざまあります。各方法ごとにポイントをまとめました。本人のレベルに合った脳トレを見つけていきましょう。
軽度認知障害と診断された場合、どのようなお薬が処方されるのでしょうか。各お薬の種類ごとに作用や副作用、服用時に気をつけたい点をまとめています。
プラズマローゲンはもともと人間の体に存在し、特に脳神経細胞に多く含まれているリン脂質の一種。強い抗酸化作用で脳細胞を酸化による劣化から守ってくれます。
国内外の研究で、認知症の予防・改善への有効性が示唆されている天然成分です。
軽度認知障害(MCI)の症状が進んだ場合、認知症になる可能性が高くなります。認知症はアルツハイマー型、脳血管性型…と種類はさまざまで、うつ病を併発するケースもあります。
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認知症の中では最も症例数が多く、全体の6~8割を占めます。軽度認知障害と認められた人は、年に12~15%の割合でアルツハイマー型認知症に移行するとも言われます。
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アルツハイマー病に次いで患者数が多い認知症。脳内の血管に問題が生じている病気です。1日のうちに調子の良い時・悪い時があり、言動が別人のように変わることがあります。
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軽度認知障害から進行する可能性は少ない認知症です。進行レベルは軽度・中度・重度に分けられ、レベルによって同じ言動や行動を繰り返すといった行動をとるケースも。
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「知らない人が家にいる」「虫が部屋にいる」といった幻視がみられる認知症です。筋肉のこわばりを伴うことがあり、進行すると歩きにくくなったり寝たきりになる可能性があります。
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認知症の周辺症状(BPSD)のひとつで、認知機能の低下により、できないことが増えることから抑うつ状態になるケースも。意欲や食欲が低下し、無関心な状態にもなりがちです。
軽度認知障害と診断された方や、認知症から軽度認知障害に改善した方とそのご家族の体験談をまとめています。患者さんとそのご家族がどう軽度認知障害と向き合い、ケアをしていったのか見てみましょう。
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